阪急阪神第一ホテルグループのホテル一畑は、島根県松江市に位置する老舗ホテルです。地域に愛され親しまれ、伝統とまごころを受け継ぎ五十有余年。宍道湖畔に佇み、美しい湖の景色や水の都松江の自然と文化が織りなす魅力をしっかりと伝える、質の高い空間とサービスを提供しています。
2024年7月、ホテル一畑様は、電話での問い合わせ削減を目的に、talkappiのCHATBOT(多言語AIチャットボット)とFAQ(チャット連動のFAQ自動生成システム)、さらに旅ナカアプリVERYを導入しました。加えて、同年11月にはINQUIRY(多機能な汎用予約フォーム)を追加導入し、自動応答では対応が難しいイベント予約やケーキ販売などの受付から予約管理までのDX化を目指しています。本日は、営業部企画業務課の安達様に導入効果や運用の感想についてお話を伺いました。
Q: 本日はありがとうございます。まず、talkappi導入のきっかけである「電話問い合わせの削減」について、導入効果はいかがでしたか。
安達様:電話での問い合わせが大幅に減りました。特に日帰り入浴や駐車場に関するお問い合わせは、導入前は1日に数十件と数え切れないほどの電話がありましたが、チャットボット導入後、追加の吹き出しを設置したことで、これらに関する電話はほぼ0になりました。今では電話での問い合わせの方が珍しいほどの状況に変化しているほどです。これにより、宿泊・予約担当のスタッフの業務負担が大幅に軽減され、他の業務に集中できる環境が整いました。絶大な導入効果をスタッフ一同実感しています。
<参考>2025年2月のtalkappi管理サイト上の統計データ
・「日帰り入浴のご案内」吹き出しのクリック数:1077回
・「駐車場のご案内」吹き出しのクリック数:384回
Q: 電話問い合わせがほぼゼロになったのは、サービス提供者として非常に嬉しい成果です。ほかに、想定外の導入効果はございましたか。
安達様:LINEの友だち登録者数の増加ですね。チャットボットはLINEと連携して利用できるため、特別な施策や広告費をかけることなく、気づけば友だちが増えていました。現在の友だち登録者は700人を超えていて、これは思わぬ収穫でした。現在は、友だち向けにイベント告知などを行い、活用の幅を広げています。
Q: 想定以上の効果を実感いただき、私たちも嬉しい限りです。その他、talkappiの導入に関して印象的だった点はありますか。
安達様:talkappiはチャットボットだけでなく、幅広いサービスがあり、細かい拡張機能も充実しています。それらを組み合わせることで、単体サービスでは難しいDXの実現が可能になりました。機能が豊富な分、活用方法に迷うこともありましたが、専任の担当者がしっかりフォローしてくださり、効果的な使い方や他施設の活用事例を教えていただけるのは非常に助かっています。
Q: 今後、どのような業務改善にさらに活用する予定ですか。
安達様:これからは特に「VERY」の活用に力を入れていきたいと考えています。団体のお客様が多く、レストランの混雑が課題になっていますが、talkappiやVERYを活用することで、解決の糸口が見えてきました。今後は1つずつ課題を解消しながら、デジタルを活用してスタッフの負担を軽減するとともに、ご宿泊中のお客様がストレスなく快適に過ごせるような仕組みを整えていきたいです。
本日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました。今後も様々な業務改善や課題解消に向けて、talkappiとVERYのさらなる活用をサポートさせていただきます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。
まるで絵画のように広がる宍道湖を、お部屋でゆっくりとお楽しみ頂ける「レイクビュー」客室。
朝夕、四季折々その日の美しさを見せてくれる、島根県民の心のオアシス。
「ライブキッチン」では出来立てをサーブ。
宍道湖を一望するレストランで楽しむ四季折々のブッフェ料理と本格派の鉄板焼きを堪能。
宍道湖を一望する、最上階のレイクビュー天然温泉。
最上階にある温泉展望大浴場は、松江しんじ湖温泉。朝夕異なる趣きが気分もすっきりとリフレッシュ。 広々とした浴槽に身をゆだね、旅のお疲れをゆっくりと癒す。
<公式サイト>
https://hotel.ichibata.co.jp
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