12月 04
ホワイト・ベアーホテルズMEMBER導入

ホワイト・ベアーホテルズ、会員制ポイントプログラムを運用開始、talkappi MEMBERを採用し、宿泊・会員管理オペレーションを一元化

当社が提供する、宿泊・観光特化の会員システム 「talkappi MEMBER（トーカッピ メンバー）」 が、株式会社ホワイト・ベアーホテルズ（本社：大阪市北区）が運営する5施設を対象とした新会員制ポイントプログラム 「WB Connect MEMBERS」 に採用され、2025年11月20日より運用を開始いたしました。

本プログラムでは、talkappi MEMBERを当社提供の旅行アプリ 「VERY（ベリー）」 と連携し、予約から滞在中、チェックアウト後まで、宿泊者にシームレスでパーソナライズされたデジタル体験を提供します。

■ホワイト・ベアーホテルズについて

株式会社ホワイト・ベアーホテルズは、「Happy Memory（ハッピーメモリー）」を掲げるホワイト・ベアーファミリーグループの一員として、宿泊施設の運営を通じ、お客様の一生の思い出に残る体験を提供しています。「観光の力で地域を元気にする」ことをミッションとし、現在は大阪のベイエリアにあるグランピング施設をはじめ、長野県（志賀高原・渋温泉）や熊本県（玉名温泉）といった日本有数の温泉地にて、歴史と風情ある旅館など計5施設を運営しています。

「お客様の宿泊滞在中をより楽しむ」ことを目指し、快適性と満足度を重視した宿泊体験の提供に注力しており、今回の新会員制ポイントプログラムは、公式サイト（Web・電話）での直接予約への感謝を還元し、よりお得かつ利便性の高いサービスを提供することを目的に新設されました。

・WB HOTELS公式サイト：https://www.wb-hotels.com
・WB Connect MEMBERS公式サイト：https://www.wb-hotels.com/wbcm/

■talkappi MEMBER について

talkappi MEMBER は、当社が宿泊施設・観光事業者向けに提供する SaaS 型の会員プログラムシステムです。会員プログラムの設計や会員ランクの設定、ポイント・特典の付与などは簡単に設定でき、アプリ開発や複雑なシステム構築を行うことなく、短期間・低コストで導入できる点が特徴です。

観光・宿泊業界においては「自社会員の育成」「直接予約の強化」が重要なテーマですが、多くの施設では以下の理由から効果的な会員プログラムの運用が困難でした。

  • 従来の物理カード型会員証は、発行・確認・照合・更新に人的リソースを要し、現場の作業負荷が大きい
  • アプリや会員システムの個別開発に高いコストがかかる一方、ダウンロード数が伸びず費用対効果が低い
  • 世の中の汎用的なCRMや会員システムは宿泊施設向けに設計されておらず、PMSやサイトコントローラーなどのホテル専用システムとの連携が難しい
  • 機能追加やカスタマイズに都度コストがかかり、導入・継続運用のハードルが高い

talkappi MEMBER は、これらの課題を解消し、宿泊業に最適化された会員制度運用を実現するために設計されたシステムです。

2025年2月にはロイヤルパインズホテル浦和にて、従来の会員カードから Web アプリへの移行を実現。その後、ホテル運営の現場に寄り添いながら改善を続け、今回のホワイト・ベアーホテルズ導入にあわせて、複数形態の宿泊施設で共通運用できるグループ施設向けの会員プログラムへ最適化することができました。

これに伴い、以下の新機能を追加しています。

① 宿泊実績に応じたステージ制会員プログラムによるリピート促進

  • 宿泊実績に応じた会員ランク付けに対応
  • ランクに応じて会員証画面の異なるカラーで表示
  • 会員マイページにて「次のランクまでの残泊数」を可視化
  • ランクアップ後は、会員証のカラーとステータスを自動更新
ランク別会員証の画面イメージ

ランク別会員証の画面イメージ

これにより、会員が自身のステータスを理解しやすくなり、継続利用を自然に促進します。

② 会員ポイントの効果的運用による利用促進・ロイヤルティ向上

  • ポイント獲得タイミングごとに自動で有効期限を設定
  • 会員マイページで「保有ポイント」「有効期限」「獲得・利用履歴」を一覧表示
  • 新規会員登録や誕生日に期間限定ポイントを自動付与可能
会員マイページでポイントを確認・管理

会員マイページでポイントを確認・管理

これにより、会員にとって貯めたり使ったりしたくなる、施設にとって継続利用に繋がりやすいポイント施策が実現します。

③ PMS 連携による会員登録促進とオペレーションの効率化

  • 予約情報と連携し、事前オンラインチェックイン動線（案内メール等）の中で新規会員登録を自然に誘導
  • チェックアウト後のポイント付与も完全自動化
チェックイン手続動線で会員登録を促進、旅マエから顧客接点を創出

チェックイン手続動線で会員登録を促進、旅マエから顧客接点を創出

これにより、手作業が不要となり、現場の業務負担が大幅に軽減し、フロント業務の省力化と自社会員基盤の拡大を同時に実現します。

また、talkappi MEMBER は、旅行アプリ「VERY」とシームレスに連携し、旅マエ（予約後）〜旅ナカ（滞在中）まで、自然に会員登録へ導線をつなぐことができ、宿泊者との継続的な関係構築の後押しにより、自社会員基盤の拡大に貢献します。

さらに、今後のホワイト・ベアーホテルズの運用状況を踏まえ、ポイントの活用（宿泊・館内サービスでの利用）やステップメール、MA（マーケティングオートメーション）機能なども拡張予定です。

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■ホワイト・ベアーホテルズ マーケティング＆セールス 部長 岡上 岳彦様 コメント

「WB Connect MEMBERS」は、お客様をファン化し、リピートしていただくという課題を解決するための重要な施策です。これまでの会員制度では、自社公式サイトからの予約促進が主で、滞在中の体験をより豊かにするアップセルにつながるポイント活用などのDX化が不十分だと感じていました。

そこで、予約から滞在中、チェックアウト後まで、シームレスでパーソナライズされたデジタルサービスの必要性を強く感じ、アクティバリューズ様の「talkappi MEMBER」と旅行アプリ「VERY」の導入を決めました。

特に、PMS連携による会員登録強化は、自社会員基盤の拡大と直接予約比率の向上につながると期待しています。この複雑な会員制度を、2025年6月の相談からわずか約5ヶ月という短期間で実現できたのは、アクティバリューズ様の迅速かつ柔軟なご対応力と高いシステム開発力のおかげであり、心より感謝申し上げます。

■今後の展望

アクティバリューズは、PMS 連携を中心とした宿泊オペレーションの自動化と、talkappi MEMBER による会員制度の最適化を通じて、以下の価値を提供してまいります。

  • 宿泊オペレーションの効率化・省力化
  • 顧客データ活用によるサービス品質向上
  • 自社会員のロイヤルティ・リピート率の向上
  • 自社予約（直接予約）比率および利益率の改善

今後も、宿泊業界における課題「分断されたオペレーション」の統合を進め、宿泊施設の競争力を高めるデジタル基盤づくりを推進してまいります。

■ talkappiについて

宿泊・観光業界に特化したAll in One Hospitality Cloud「talkappi（トーカッピ）」は、宿泊施設や観光事業者向けに、問い合わせ対応・情報案内・会員管理・予約・決済など、ゲスト応対と施設運営に必要な機能をオールインワンで提供するクラウドサービスです。 現在、日本国内の代表的なホテル・旅館をはじめ、1,800以上の宿泊施設および北海道・沖縄県・奈良市・草津温泉などの自治体・観光協会・DMOに導入され、全国各地で観光・宿泊DXを支えております。

talkappi提供サービス一覧

talkappi提供サービス一覧

【提供サービス一覧】

  • CHATBOT 多言語AIチャットボット
  • INQUIRY 問合せ・受付フォーム
  • PAGE 多言語WEBページ作成ツール
  • BOOK 宿泊施設向け予約エンジン*
  • ORDER 付帯サービスの予約・手配システム
  • PAY 観光特化の決済サービス*
  • TICKET デジタルチケット*
  • MEMBER 宿泊・観光特化の会員システム
  • SURVEY アンケートツール
  • NEWSLETTER メール配信ツール
  • ENGAGE 顧客エンゲージメントシステム*

* 開発中・一部機能開発中

▶︎ 公式サイト：https://talkappi.com

◾️「VERY」について

旅行アプリ「VERY」は、旅をより快適に楽しむための情報を多言語で提供する宿泊施設専用アプリです。ゲストは、チェックイン時に配布されるカードや客室に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、宿泊施設の専用ページを開くことができます。

館内案内や周辺観光情報、館内施設の混雑状況など、さまざまな情報を自身のデバイスの設定言語に応じて簡単に入手できます。また、レストランの順番待ち受付、ルームサービスの注文、付帯サービス・アクティビティの予約、チケット購入、デジタルクーポンの取得と利用、備品・アメニティのリクエスト、内線電話（施設との無料通話）など、旅ナカでのさまざまな予約や申し込み、リクエストをすべて「VERY」で完結できます。

さらに、VERYの案内内容を客室テレビでも表示できるTVインフォメーション機能「VERY SMART TV」も提供しており、宿泊施設のVODシステム運用負担の軽減にも貢献しています。

計画も、予約も、思い出も。旅はVERYひとつで

計画も、予約も、思い出も。旅はVERYひとつで

宿泊施設は「VERY」を通じて滞在中のゲストに情報を案内できるだけでなく、予約完了メールやSNS、LINE公式アカウントのメニュー掲載などを通じて、「旅マエ」の情報提供にも対応しています。

詳細は以下よりご確認ください。
▶︎公式サイト：https://app.very.travel/

【会社概要】

会社名：株式会社アクティバリューズ
所在地：東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目23−15 A-PLACE代々木9階
会社設立：2016年6月17日
代表取締役社長：陳 適
資本金：4億9,195万円（資本準備金を含む）
URL：https://activalues.com

株式会社アクティバリューズは、「テクノロジーで旅の感動と観光の未来を創る」というミッションのもと、「省⼈化DX」「予約・販売」「顧客データのマーケティング活⽤」を軸に、観光・宿泊施設向けに多様なソリューションを提供しています。今後も、機能の拡張とサポート領域の拡⼤に注⼒し、⽇本の伝統的なおもてなしの精神を⼤切にしながら、最新のITやAI技術を活⽤して観光・宿泊業界の課題解決とゲストエクスペリエンス向上に取り組んでまいります。

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社アクティバリューズ
info@activalues.com
担当：西田（営業）、李（広報）

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